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受託分析2.0 -ペーパーレスレポート-
新型コロナウィルス感染症に関する緊急事態宣言が延長されましたが、この未曾有の災禍が一刻も早く終息することを願うばかりです。そして、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、罹患された方々の早期回復をお祈り申し上げます。また、医療機関や公共サービスなど最前線の現場で日夜奮闘されている全てのエッセンシャルワーカーの皆様に、心からの敬意を表し、感謝を申し上げます。
当社は、感染拡大防止に可能な限りの対策を講じながら、お客様のお困り事を解決すべく受託分析業務を継続しております。
そのような折、「報告書類の納品は今後一切不要」とされるお客様が増えています。分析結果速報をEメールやFAXなどで送信する事が多いのですが、その速報を書類相当の成果品として検収完了するとのこと。これは手交、送付を問わず物の授受に伴う感染リスク低減が理由のようですが、恒久措置とするのはそこに別の気付きもあったようです。
「そもそも紙の報告書が必要なのか」と。
数値や文章、画像などが目的であれば速報データで事足ります。
書類を受け取らなければ、ファイリングに係わる管理コスト削減やオフィスの活スペース創出に繋がります。また、ペーパーレス化によりSDGsにも寄与します。
確かに、書類不要とする利点は少なくないようです。
しかし、率直なところこれは受託分析会社には少々淋しい傾向ではあります。
納品に伴うリアルな対話から新たなソリューション着想が得られ、報告書送付に併せてCS調査や各種案内を実施する。これら貴重な顧客接点が失われるからです。
それでもこれが非常時の責務であり、時代の潮流やお客様の要望である限り、真摯に対応する必要があります。そして、データの精査とセキュリティー強化にも注力し、速報であっても製品として品質向上に努めていかねばなりません。
いつか訪れるアフターコロナの世界では、ビジネスも生活も価値観が大きく変容している筈です。社会のニーズがどう変わるのか予測は出来ませんが、当社は変わることなく顧客目線に徹した受託分析事業を続けてまいります。
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