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【ムビ対談 文字おこし】『化学分析やりたいひとの採用動画 』入社15年目技術部課長

2025.11.19

ユニケミーはYoutubeチャンネル「化学分析(ばけがく)やりたいひとの採用動画」にて、ラボを紹介する動画、分析の一部分、部署紹介やインタビュー動画などユニケミーをみせちゃう動画を配信しています。その中から抜粋し記事として中身をみせちゃいます。

【対談】入社15年目技術部課長に聞く!リーマンショックを乗り越えユニケミーを選んだ理由とは?

化学分析の採用動画チャンネルでおなじみのユニケミー。今回は、技術部課長として活躍されている大森さん(入社15年目)に、転職の経緯やユニケミーでの仕事の魅力について、インタビュアーの吉田がお話を伺いました。

製造業からの転身と分析技術への想い

インタビュアー吉田(以下、吉): 大森さん、本日はありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

大森さん(以下、大森): はい、技術部で課長を務めています、入社15年目の大森と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

吉: 15年!長いですね。入社当時の動機についてお伺いしたいのですが、そもそもユニケミーに入社される前はどのようなお仕事を?

大森: 前職は製造業でした。その製造メーカーの中で、現在のユニケミーの材料グループが担当しているような解析や評価の業務に携わっていました。具体的には、SEM(走査型電子顕微鏡)やFTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)といった分析機器や環境試験機も使っていましたね。

吉: なるほど。分析や評価の技術をお持ちだったのですね。

大森: ええ。そこで培った分析技術を活かせる職業はないかと転職活動を始め、たどり着いたのがユニケミーだったんです。実は、当時はユニケミーが環境分析をやっている会社だとは一切思っていなかったのですが(笑)。

転職のきっかけはリーマンショックと希望退職

吉: 転職を決意された具体的なきっかけは何だったのでしょうか?

大森: 大元は、前の会社がリーマンショックの煽りを受けて経営難に陥ってしまったことです。

吉: そうでしたか……。

大森: はい。全社員が食堂に集められ、会社から状況説明があり、その場で希望退職の募集が発表されました。私は当時、結婚して半年ほどだったので、「ここで食いぶちがなくなるとまずいぞ」という危機感もあり、手を挙げることにしました。

吉: それで、分析技術を活かせる転職先を探し始めたのですね。どのようにユニケミーを見つけられたのですか?

大森: 当時使っていた、いわゆる人材紹介サービスに登録して探しました。

吉: 15年前から人材紹介経由で入社される方がいらっしゃったとは驚きです。そして、入社当時の状況もかなり大変だったと伺っていますが。

大森: ええ。私の採用の時は、なんと100人ほどのエントリーがあったそうです。私の前の会社からも何人か応募していた人がいたので、倍率が非常に高いことはわかっていました。だからこそ、「どうせダメだろう」くらいの気楽な気持ちで面接に臨めたのが、かえって良かったのかもしれませんね。

吉: 書類選考、筆記試験、そして面接1回でその倍率を勝ち抜いたのですね。すごい勝率です!

「プロフェッショナル」の現場で感じる仕事の醍醐味と大変さ

吉: 競争を勝ち抜いて入社されたユニケミーで、最初に抱いた印象はどのようなものだったのでしょうか?

大森: 前職の製造業では、あくまで社内の一部門として自社製品の評価を行うのが主な役割でした。しかし、ユニケミーではお客様からサンプルを預かり、お金をいただいて、その結果を出すということが本業です。

吉: お客様の課題解決そのものが仕事、ということですね。

大森: まさにその通りです。車内の評価部門とはトーンが全く異なり、「ああ、これはプロフェッショナルな世界でやっているんだな」と感じました。

吉: 実際に働き始めてから、仕事の「面白さ」や「大変さ」はどこに感じますか?

大森: 入社後しばらくは仕事量が非常に多く、大変な時期もありました。ただ、この仕事の醍醐味は、メーカーの社内分析のようにパターンが決まりきっていないことです。

吉: と言いますと?

大森: メーカーの自社分析では、見る製品や材質がある程度決まっています。しかし、ユニケミーにはお客様から、材質も形も全く違うサンプルが次々と送られてきます。

吉: 毎回、新しい課題に向き合うような感覚ですか。

大森: ええ。「このサンプルには、どの分析手法でどうアプローチしようか」と、毎回一から考える必要があります。よく考えないと、その後の工程で困ってしまうんです。この「毎回新鮮」で、自分の頭で工程を組み立てていくところに面白みがあります。

吉: ルーティンワークが好きな人には向かないかもしれないけれど、「考えること」を楽しめる人にはたまらない環境ですね。

未来の仲間へのメッセージ

吉: 最後に、今ユニケミーに興味を持っている方々へ、大森さんからメッセージをお願いします。

大森: ユニケミーの仕事は、化学分析という専門性の高い分野で、毎回異なるサンプルと向き合っていく仕事です。ですから、「化学が好き」、「新しいものが好き」という気持ちを持っている方。そして、新しい知識を吸収することに後ろ向きじゃない方が、きっと活躍できると思います。

吉: 常に学び続ける意欲が重要ですね。大森さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

大森: ありがとうございました。

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