NEWS
【ムビ対談 文字おこし】『化学分析やりたいひとの採用動画 』環境測定責任者の転職理由

ユニケミーはYoutubeチャンネル「化学分析(ばけがく)やりたいひとの採用動画」にて、ラボを紹介する動画、分析の一部分、部署紹介やインタビュー動画などユニケミーをみせちゃう動画を配信しています。その中から抜粋し記事として中身をみせちゃいます。
【対談】「指差し」で決めたユニケミーでの33年間!環境測定責任者が語る転職の裏側
ユニケミーで30年以上のキャリアを築いてきたベテラン社員に聞く!今回は、大気・騒振グループの責任者である江藤さん(入社33年目)が登場。航空自衛隊、パチンコ台の釘師という異色の経歴を持つ江藤さんが、いかにしてユニケミーに入社し、長きにわたり活躍し続けているのか、その軌跡をインタビュアーの吉田がお伺いしました。
インタビュアー吉田(以下、吉): 江藤さん、本日はありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。
江藤さん(以下、江藤): 大気・騒振グループの江藤と申します。入社33年目になります。よろしくお願いいたします。
吉: 33年!ユニケミーの生き字引のような方ですね。早速ですが、入社前のキャリアについてお伺いさせてください。異色の経歴をお持ちだと伺っています。
江藤: はい。高校卒業後、まず航空自衛隊に3年間在籍し、任期満了で退職しました。その次が、パチンコ台の釘調整(釘師)の仕事でした。
吉: 釘師ですか!夜中のお仕事ですよね。なぜそこから転職を決意されたのでしょうか?
転職を決意した「命の危機」
江藤: 釘師の仕事は、お店が閉まってから夜中に調整を行うため、帰宅時間が深夜になってしまうんです。ある時、高速道路を運転中に眠たくなって、気がついたら目の前にトラックのテールランプがあった、ということが何度かありました
吉: それは命の危険を感じますね…。
江藤: ええ。「このままだと交通事故を起こしてしまう」と思い、普通の生活と仕事を両立させたいと強く願って、転職を決意しました。
吉: なるほど。そこから転職活動はどのように進められたのですか?
転職活動は「雑誌と指差し」で
江藤: 30年以上前の話ですから、今のようなインターネットやエージェントはありません。当時は転職雑誌(デューダなど)と職安(ハローワーク)が頼りでした。
吉: 分厚い雑誌を毎週買っていた時代ですね。
江藤: そうです。特にやりたいこともなかったので、とりあえず毎週雑誌を買ってきて、パラパラ眺める中で、毎週のように求人が載っている会社は「出入りが激しいやばいところかな」と警戒していました。
吉: 掲載頻度でブラックリストを作っていたわけですね(笑)。
江藤: そこを避けて、最終的には目を閉じて指を指したところがユニケミーだったんです。電話をしてみたら面接を受けてくださいと言われて、それがご縁で入社が決まりました。
吉: まさに「指差しご縁」ですね!その勢いでユニケミーに入社を決められたわけですが、会社見学や面接時の第一印象はいかがでしたか?

江藤: 社内を見せてもらったら、ガラス器具がいっぱい並んでいて、「理科室だ!実験っぽいことをやっているな」というのが第一印象でした。特に化学や理科が特別好きだったわけではないんですが、高校が食品化学科だったので、まあ少しはかすっているかな、くらいのイメージでした。
入社後に感じた「普通の生活」の素晴らしさ
吉: 入社されてから、1年、2年と経つ中で、ユニケミーで働くことのどんな点に良さを感じられましたか?
江藤: まず第一に、「普通の時間に起きて、普通の時間に終わって、普通の時間に家へ帰れる」こと。これが本当に素晴らしいと思いました。前の仕事が深夜勤務で命の危険を感じるほどだったので、普通の生活と仕事が両立できることが何より嬉しかったですね。

吉: 日常の安定が、何よりも大きな魅力になったのですね。
江藤: それと、当時のユニケミーは年齢の近い人が多く、先輩や上司とのコミュニケーションも非常に活発でした 。しょっちゅう飲みに誘ってもらったりして、そうした環境に救われながら、今日までやってこられたという実感があります。
吉: 世代が近く、助け合いながら成長できる温かい社風が、長く働き続けられた秘訣の一つなのですね。
長く活躍できる人物像
吉: 最後に、江藤さんのように30年以上活躍できる人は、どのような方だと思いますか?
江藤: 私は最初から「これがやりたい」と思って入社したわけではありません。でも、仕事を続けていくうちに、少しずつ面白みややりがいを見つけて、それを吸収して成長してきたからこそ、気がついたら30何年という年月が経っていました。
吉: 最初から強いこだわりがなくても、目の前の仕事を通じて学び、成長する意欲がある人が向いているのかもしれませんね。本日は貴重なお話をありがとうございました。
江藤: ありがとうございました。








